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平成27年度新任教職員研修を開催

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平成27年度新任教職員研修が4月9日(木)、本郷キャンパスの伊藤謝恩ホールほかにおいて開催されました。
今回で5回目となる本研修は、法令や規則など本学構成員として必要な基本的知識の取得を目的として、コンプライアンス関係を中心とした講義が行われ、693名の参加がありました。
限られた時間の中で多岐にわたる講義内容ではありましたが、新任の教職員が本学で勤務していく上での基礎的知識を集中して得られる有意義な機会となりました。


新入生向けスポーツ大会「第2回 駒場運動会」を開催しました

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2015年4月22日(水)~24日(金)、27日(月)~28日(火)の5日間にわたり、駒場Iキャンパスにてスポーツ大会「駒場運動会」を開催しました。当スポーツ大会は(一財)東京大学運動会主催のもと、新入生がスポーツを通してクラス内外での交流を深めることを目的として、昨年度より開催されています。
開催期間中は天気に恵まれ、5日間で綱引き・バスケットボール・リレー・フットサル・バレーボールの5競技を、1日1競技ずつ実施しました。参加者以外にも、クラスの友人の応援に駆けつける学生も多く見られました。5日間で、参加者・観客あわせて、のべ約800名の参加がありました。
 
5競技の中で最も多くの参加者があった綱引きでは、参加者・観客あわせて約300名が参加しました。競技中は参加者のかけ声だけでなく、クラスの友人の応援に駆けつけた学生も大きな声で声援を送るなど、割れんばかりの歓声が響き、体育館が活気に満ちあふれました。
また表彰式では、各競技にて優秀な成績をおさめた参加者に、賞状と副賞が授与されました。ともに参加し、声援を送ったクラスの友人同士で集まって記念撮影を行う様子が印象的でした。
 
(一財)東京大学運動会は、本学構成員がスポーツに親しむ機会を持つことを目的として、様々なスポーツイベントを開催しています。サッカー・野球等の学内スポーツ大会、本学学生・教職員を対象としたスポーツ大会である「検見川運動会」、運動部による競技講習会など、その種類は非常に多彩です。
  最新情報は(一財)東京大学運動会HPにて告知しておりますので、ぜひご覧ください。

平成26年度初年次長期自主活動プログラム(FLY Program)活動報告会等の開催

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駒場キャンパス21KOMCEEレクチャーホールにて、平成26年度初年次長期自主活動プログラム(FLY Program)活動報告会が開催され、五神総長による開会の挨拶の後、参加学生から活動報告が行われました。
各報告は、本プログラムの特徴でもある独自性を持つ多種多様なものであり、これまでの生活とは異なる環境において気づきを得たり、困難に直面しても主体的にそれを乗り越えていく様子は、いずれも聞き応えのある大変魅力的な内容でした。
全活動報告が終了した後、初年次長期自主活動プログラム(FLY Program)推進委員会委員長藤井輝夫教授から現状のプログラム評価に加え、将来的な展望を含めた総括と、南風原理事から閉会の挨拶とともに学内外における関係者の方々からの支援に対する謝辞が述べられ、閉会となりました。
閉会後には、濱田前総長から参加学生へ修了証の授与と、労いのメッセージが送られました。

引き続き、平成27年度プログラム参加者からの活動計画発表を主眼とした交流会が開催されました。
各学生からの発表は、活動に対する期待や不安が混ざり合いつつも、それぞれの意気込みが感じられ、様々な成果が得られることを期待させるものでした。
小川教養学部長から活動を開始するにあたっての激励のメッセージが送られ、プログラム参加学生と学内外における関係者の方々との活発な意見交換も行われ、盛会のうちに終了いたしました。
 

ロシア国立歴史文書館長らを招聘して「日露関係史料をめぐる国際研究集会」を開催

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  5月19日(火)、史料編纂所(山家浩樹所長)では日本学士院と共催による「日露関係史料をめぐる国際研究集会」を開催しました。今回の研究集会は通算15回目。日本学士院から委嘱され、その支援をうけた国際学士院連合関連プロジェクトの一環として、ロシアに所在する日本関係史料の系統的な調査・収集事業を実施しています。
 当日は3本の報告が行われ、参加者は全国からの専門研究者を含む約60名でした。
 第1報告は、研究代表者の保谷徹教授(史料編纂所)から、「在外日本関係史料のデジタルアーカイヴズ化プロジェクトについて」と題し、科学研究費補助金基盤研究(S)として実施中の在外日本関係史料150万コマ余(世界20か国以上70機関以上)のデジタルアーカイヴズ化を中心とするプロジェクト研究の概要が報告されました。ロシア史料のDB化と検索・閲覧方法の開発も大きな課題となります。
 第2報告では、ロシア科学アカデミー東洋古籍文献研究所ワジム・クリモフ上級研究員が、「1862年日本使節団のロシア訪問」と題し、幕末の竹内使節団のサンクトペテルブルグ訪問について、ロシア側で使節を図書館や軍港クロンシュタットへ案内した様子を紹介しました。ロシア側史料からロシアが何を使節へ見せたかったのか、そして日本の使節がそれをどう記録したのか、参加した福沢諭吉の渡航記にどう書かれていたかなど、興味深いお話でした。
 第3報告は、帝政ロシアの中央政府史料約750万ファイルを所蔵するロシア国立歴史文書館のセルゲイ・チェルニャフスキー館長から、「エヴゲニイ・イワノヴィチ・アレクセエフ提督-海軍司令官にして政治家」と題する報告がありました。ご報告は、同館長が前任の海軍文書館長時代に取りまとめた日本・朝鮮関係史料の解説目録にもとづき、日露戦争期の海軍提督アレクセエフのフォンドを分析したものでした。従来低く評価されがちなアレクセエフの実像に焦点をあて、再評価を求めるご報告でした。
 ロシアから招聘したお二人は、研究集会に先立って日本学士院を訪問し、杉村隆院長・塩野宏幹事らと懇談しました。また、研究集会の翌日から報告者らは鹿児島へ出張し、1891年ニコライ2世(当時皇太子)の訪問地などを訪れました。とくに、鹿児島県歴史資料センター黎明館の企画展「幕末薩摩の留学生」を見学し、同館の灰床義博館長と懇談する機会を得ました。
 
 

五神総長が「朝食キャンペーン」を視察

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 五神総長が、5月22日(金)午前8時、教養学部駒場キャンパスの駒場食堂1階カフェテリア若葉で実施している「朝食キャンペーン」を視察しました。
 五神総長は、本年度の学部入学式の式辞の中で、新入生に対して、大学での学びを通じて「知のプロフェッショナル」を目指して挑戦してほしい、と述べました。その前提として、「規則正しい生活をすること」、具体的には、朝、きちんと起きて朝食をしっかり食べた上で授業に出席することを勧めました。 
 本キャンペーンは、朝食の重要性に基づき、東京大学消費生活協同組合の協力を得て、試行的に5月18日(月)から29日(金)までの2週間(平日限定、7:30~10:00)に実施している企画で、本学学生は9時までに来店すれば、半額で朝食の提供を受けることができます。これまで、7日間で、延べ1825人の学生・教職員が本キャンペーンを利用しました。このうち、半額で朝食の提供を受けた学生は、延べ1668人です。
 五神総長は、小川教養学部長と教養学部の学生達と一緒に終始和やかな雰囲気で朝食をとり、朝食後の歓談も和気藹々とした中で予定の8時30分まで過ごされました。
 今後の「朝食キャンペーン」の実施については、今回の結果を詳細に検討してから決めていくことになりますが、学生からは本キャンペーンの継続を希望する声が多く寄せられています。
 

第88回五月祭が開催されました

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 88回目となる「五月祭」が、5月16日(土)・17日(日)、
本郷・弥生キャンパスで開催されました。

 今回のキャッチコピーは、「知識の扉を、開ける夏」。
 普段は落ち着いた雰囲気の漂うキャンパスは、概ね好天に恵まれる中、
約500の企画に彩られ、約15万人の来場者で賑わいました。
 
 今回は、3年ぶりに大規模改修を終えた安田講堂での企画も再開し、
構内各所での模擬店のほか、多彩な展示、実験、演奏、パフォーマンス等は、
来場者や学生の楽しめるものとなりました。

 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。
 秋に開催される駒場祭や、来年の五月祭も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

本学硬式野球部、今季六大学野球にて法政大学に勝利!

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 熱戦が繰り広げられた東京六大学野球春季リーグは、昨日全日程を終了しました。
 本学硬式野球部は、今季も全力プレーで、勝利に向かって挑戦を続けました。

 そのなかでも特に多くの方の記憶に刻まれたのは、2015年5月23日(土)に行われた法政大学との一戦ではないでしょうか。
 
 東大は2回に法政打線に先制を許しますが、粘り強い守備で追加点を許しません。そして5回、法政大学の投手が暴投したのを見逃さず、2点を奪い逆転しました。
 しかし試合はまだ終わりません。7回には2回の先制点以降、あと一本がでなかった法政打線が息を吹き返し、一挙3点を挙げ再逆転。東大ベンチ、応援席にもさらに熱が入ります。
 
 本学硬式野球部は今シーズン、惜しい試合を何度も経験してきました。終盤までリードを奪っていながら惜敗を喫した試合がいくつもありました。本学硬式野球部は、これまでどのチームよりも勝負の厳しさ、敗戦の悔しさを体に刻んできたのです。
 
 すると8回。東大打線は息を吹き返します。犠牲フライと3塁打で2点を奪い同点に。試合は延長戦に突入しました。そして延長10回。東大打線は一瞬の隙を見逃さず、きわどいタッチプレーを見事かわし、勝ち越しの2点を挙げました。このまま試合は終了し、東大は待ちに待った六大学野球での勝利を手にしました。
 
 この勝利の裏には、フィールドであきらめずに戦ってきた硬式野球部員の努力だけでなく、観客席で声を枯らし、熱い応援・演奏を続けてきた応援部員、そしてスタンド内外で硬式野球部を応援してくださった方々の声援がありました。
 
 続く24日(日)、25日(月)の試合では法政大学に惜敗を喫し、本学硬式野球部は今シーズンの戦いを終えました。勝利を手にしたことはもちろんですが、惜敗を喫したチームにも勝ちに迫る試合をすることができたことは、今後に向けて大きな収穫となりました。
 

 本学学生は、学問探究にとどまらず、スポーツの面でもめざましい結果を残しています。本学では運動部の一層の活躍のため 「東大スポーツ振興基金」を立ち上げており、これまで数多くの皆様からご支援をいただいてまいりました。今後とも、学生たちのスポーツ面での活躍にもご期待いただき、より一層のご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
 

国際広報勉強会が開催されました

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アメリカ科学振興協会が運営する科学のニュース配信サービスEurekAlert!でコンテンツ戦略を担当しているブライアン・リン氏を招いて、国際広報勉強会が2015年5 月28日(木)の午後に本郷キャンパスで開催されました。勉強会に参加したのは、国際的な広報活動に関心のある教職員約20名ほどでした。ブライン氏はまずEurekAlert!のサービス内容を簡単に説明した後で、自身が以前カナダのブリティッシュコロンビア大学の広報担当官として働いていた経験を振り返りました。当時の具体的なメディア対応や広報プロジェクトを例に挙げて、広報担当者として心がけるべきポイントを参加者に熱心に伝えていました。

例えば、メディアからのオファーが多い教員と働いた経験を振り返りながら、広報担当者が教員やメディアと良好な関係性を築くための留意点を参加者にアドバイスしたり、ブリティッシュコロンビア大学がノーベル賞受賞歴のある教員をヘッドハンティングした時の経験を元に、しっかり準備をすることの大切さを伝えたり、その内容は実践的なものでした。さらに、広報プロジェクトの企画や運営についての助言から、国際会議などを利用したネットワーク作りの大切さまで、貴重な経験を参加者と共有しました。最後に、広報担当者が常に心がけるべき5つのポイントを、ユーモアを交えて説明していました。広報担当者は誰に対して何を発信するかを見極め、関係者のニーズを把握し、関係者と良好な関係を築くと同時に、自身も好奇心を忘れず、広報担当者としての自らの実績をPRすることも大切であるとのことでした。

続いて行われた質疑応答では、教職員から活発に質問が出され、メディアとの関係を構築によって想定される利益や不利益など、国際的な広報活動を推進するための活発な議論が交わされました。1時間半と短い時間ではありましたが、参加者すべてが刺激を受けた勉強会でした。


東京大学学生チーム、日本で初めてエアバス社Fly Your Ideasコンテストベスト5に入賞

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東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻修士2年の宮谷聡、工学部 システム創成学科4年の中村友哉、上西智、スクリット・ウィナヤウェーキン、及び新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻修士2年の木村元紀の5名からなるチームBirdportは、エアバス主催およびユネスコ協力の大学生アイデアコンテスト第4回Fly Your Ideasにて、日本で初めてベスト5に選ばれました。
エアバスのFly Your Ideasコンテストの目的は、将来を担う若者たちの航空業界への興味を喚起し、持続可能な航空輸送を実現するための斬新なアイデアを、国境、人種を越えた多様な仲間たちと共に考える機会を提供することです。選考プロセスは三段階に分かれており、104カ国 518チームが参加した第一ラウンドから100チームが2014年11月末の書類選考にて第二ラウンドに進み、2015年1月から3月の第二ラウンド期間の成果である2分のビデオと英語5000語のレポート、及びソーシャルメディアを利用した積極的な活動報告をもとに上位5チームが2015年4月に選出されました。
チームBirdportのアイデアは、先行都市開発や気候変動による生態系の変化を背景に近年増加する航空機の鳥衝突問題に対して、航空安全と鳥の保護を目的に、空港の代替として適した人工営巣地バードポートの設置や、無人機による鳥の自動誘導を提案するものです。

本コンテストでは、革新的なアイデアの重要な要素として多様性あるチームの編成が推奨されており、チームBirdportも異なる専門分野・学年・国籍の学生が、多彩なアイデアや問題解決策を持ち寄り、さらに積極的に関連分野の実務家や専門家と交流することで、高い評価を得るアイデア提案につながりました。
チームBirdportは、チームのアカデミックメンターの中村裕子(東京大学総括プロジェクト機構特任助教)、及び第二ラウンドからチームに配属されたエアバス社側メンターのDanny Antons (エアバス社A350 Production Quality Manager)、及び分野エキスパートのLee Dann (エアバス社Aircraft Operations, Architecture & Integration)と共にドイツ ハンブルクに招待され、第三ラウンドとして2015年5月27日に開催された最終選考会に参加しました。

最終選考では最優秀チーム及び2位のチームが発表され、それぞれオランダデルフト工科大学のMultifunチーム、及びブラジルサンパウロ大学のRetrolleyチームが受賞となりました。
詳細はFly Your Ideasのウェブサイトwww.airbus-fyi.com(英文のみ)及び、Birdportのチームウェブサイト
https://www.airbus-fyi.com/teams/2164/birdport をご覧ください。

総合研究博物館本郷本館にてAMS公開ラボ竣工記念披露会が開催される

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 総合研究博物館本郷本館にて、最先端のコンパクトAMS(加速器質量分析装置)を展示室に配置した「AMS公開ラボ」の竣工記念披露会が、平成27年5月29日に開催されました。
 西野嘉章総合研究博物館長より、開会の挨拶と出席した学内外の関係者に感謝の言葉が述べられ、伯東株式会社、株式会社パレオ・ラボ、吉田邦夫総合研究博物館特招研究員には、AMS公開ラボの設立に尽力したとして感謝状が渡されました。
 今回、本郷本館に設置された「コンパクトAMS」は、極微量の放射性炭素を専門に測定する分析装置で、加速器の中では比較的低い電圧で測定ができるため、放射線管理区域外でAMS測定が可能となり、展示空間への設置が実現しました。
 本郷本館は、「知の回廊」事業(新たな知が生み出される研究現場を間近に感じることができる「研究現場展示」を創出する計画)による改装のため、現在休館していますが、今回お披露目したAMS公開ラボは「研究現場展示」の核となる施設です。
 本郷本館の再開は2016年を予定しており、総合研究博物館の前身である総合研究資料館が発足したのが1966年、総合研究博物館に改組したのが1996年と、それぞれ節目の年でもあります。
 今後も皆様のご期待に添えるよう、魅力ある博物館としての機能を充実させるように努力してまいりますので、皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
 

※AMS(Accelerator Mass Spectrometry)
主に放射性炭素(14C)を測定して、様々な有機物が何年前につくられたのかを決定する年代測定のための加速器質量分析装置。放射性炭素は時間とともにβ線という放射線を発しながら放射壊変し、窒素に変化する性質があり、その崩壊速度は約5730年で放射性炭素が半分になる割合なので、炭素が含まれている有機物(木炭や骨、貝殻など)を分析することで、その年代を決定することができる。

総合研究博物館ニュース「Ouroboros(ウロボロス)」にもAMS公開ラボの記事を掲載していますので、ぜひご覧ください。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/web_museum/ouroboros/v20n1/v20n1_yoneda.html

 

安田講堂改修工事の概要

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 平成25年度から平成26年度にかけて行われてきた東京大学安田講堂の全面改修が完了しました。具体的な改修内容は、講堂の耐震化、防災機能の強化及びバリアフリーへの対応等です。外観の変更はありませんが、安心・円滑に学内行事等が挙行できるよう配慮されています。
 
 安田講堂は、内田祥三氏、岸田日出刀氏の設計による講堂で、東京大学のシンボルである中心的な建築物です。安田講堂と名付けられているのは、安田財閥の創始者安田善次郎氏の寄附により建設されたことによります。
 
 大正14年7月の竣工以来、昭和43年から同44年にかけての東大紛争、その後の長期間にわたる閉鎖、平成2年の大規模な改修工事、同3年からの卒業式再開、同8年の登録有形文化財への登録を経てきた安田講堂ですが、同23年の東日本大震災では軽微な被害を受けるにとどまりました。今回の改修工事は、上述の耐震改修に加え、建設当初のオリジナルの計画案に近い形に全体のプランを修正する大掛かりな工事となりました。
 
 今回の改修工事の概要については、キャンパス計画-過去に完成した建物(平成26年度)に掲載しておりますので、是非ご覧ください。
 

大学院教育学研究科・教育学部留学生懇談会の開催

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大学院教育学研究科・教育学部では、5月20日(水)18時より山上会館「御殿」において、新入留学生を歓迎して留学生懇談会を開催しました。懇談会には、留学生29名、教職員25名、日本人学生4名の計58名が出席しました。

高橋美保准教授(国際交流委員会委員)の司会のもと、大桃敏行研究科長による開会の挨拶で始まり、引き続き、李正連准教授(国際交流委員会副委員長)の発声による乾杯の後、懇談が始まりました。

会半ばには、4月から研究科・学部に仲間入りした新入留学生22名のうち17名より自己紹介があり、研究テーマや将来の抱負などを明るく、思い思いにユーモアを交えながら語りました。また、今年度の大学院教育学研究科・教育学部国際交流委員会委員3名のほか、教育学部附属中等教育学校の教諭5名による自己紹介もあり、留学生との交流の場となりました。

最後に斎藤兆史副研究科長による閉会の挨拶があり、留学生、教職員、日本人学生が終始和やかな雰囲気の中、お互いに親交を深め閉会となりました。

自転車部4年浦君が全国大会優勝、国内最高峰ツールド北海道へ参戦!

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 2015年6月14日(日)に長野県木祖村の奥木曽湖周回コースで第31回全日本学生選手権個人ロードレース(主催:日本学生自転車競技連盟)が開催され、本学運動会自転車部4年浦佑樹君が優勝しました。

 このレースは大学生にとってインカレと並ぶ大きなレースです。コースは、奥木曽湖周回コース(9km)を20周し、最後に柳沢尾根公園まで8%の上り1kmでゴールする全長181kmでした。
 浦君は、日本強化指定選手を中心とした前半の攻防からラスト37kmで抜けだし、ゴールまでの25kmを独走。4時間34分16秒でゴールしました。空気抵抗の影響が大きい自転車競技では、独走は圧倒的に不利な状況となります。そのため残り1周では、5秒差まで詰められます。しかし鍛えた体力と精神力で、最終5kmからのワインディング区間では驚異的なペースアップを見せます。ここで一気に1分近くまで差を広げ、最終的には2位に32秒差をつけてゴール。見事な優勝でした。

 本学運動会自転車部の全国制覇はこれで3人目です。西薗良太君が2009年に学生個人タイムトライアルとインカレロードを、安井雅彦君が2012年に学生個人タイムトライアルを制しました。今回の浦君の学生選手権個人ロード優勝は東京大学としても初めて獲得したタイトルとなりました。

(続報)
 浦選手の活躍もあり、本学自転車部が9月に開催される「ツールド北海道」の参加チームとして選出されました。このレースは、プロチームや外国のナショナルチームも参加する国際自動車競技連合公認大会で、日本有数のレースです。

 本学学生はこのように、学問探究にとどまらず、スポーツの面でもめざましい結果を残しています。本学では運動部の一層の活躍のため「東大スポーツ振興基金」を立ち上げており、これまで数多くの皆様からご支援をいただいてまいりました。今後とも、学生たちのスポーツ面での活躍にもご期待いただき、より一層のご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

 

平成27年度低温センター安全講習会(第1、2、3回)開催

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 平成27年度低温センター安全講習会(第1回4月22日(水) 第3限 於 武田先端知ビル武田ホール、第2回5月21日(木) 第3限・第3回6月16日(火) 第2限 於 理学部1号館小柴ホール)を開催しました。本郷地区キャンパス内で寒剤を使用する初学者の方や寒剤使用研究室のヘリウムデータ報告担当者・液体窒素容器連絡担当者・寒剤管理連絡担当者に出席を呼びかけ、学生及び教職員など合計434名が出席しました。
 講習会では、樽茶清悟 低温センター長挨拶の後、低温センター研究開発部門 島野亮教授、同 村川智准教授による寒剤や高圧ガスボンベの安全な取り扱い方と本郷地区キャンパス内での各種規程や関連法令の説明に続き、同 藤井武則助教、同 中村祥子特任助教による寒剤の性質とその応用に関する説明がありました。また、講習会では液体窒素の汲み出しとガスボンベからガスを使用する実演や動画を交え、参加者は興味深く見入っていました。講習会の最後にはミニテストを行いました。
 近年、寒剤や高圧ガスに関する学内でのヒヤリハット事例が多数報告されていますが、本講習会は高圧ガス保安法で義務付けられている保安教育の一環であり、環境安全本部から本郷地区キャンパス内で寒剤を取り扱う者は必ず受講することが義務づけられています。今後も本講習会を通じて寒剤の安全な取り扱いに一層心がけていただきたいと考えています。次回は2015年9月に開催予定です。


第42回医科学研究所創立記念シンポジウム開催される

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6月2日(火)13時から医科学研究所講堂において、医科学研究所創立記念シンポジウムとして、今年は「Towards the next generation of regenerative medicine」のテーマで開催されました。

冒頭の村上善則所長の挨拶に続き、医科研幹細胞治療研究センター幹細胞治療分野 中内啓光教授による「The Stem Cell Niche: from Cells to Organs」、慶應義塾大学医学部 岡野栄之教授による「Modeling of Human Neurological/Psychiatric Disorders using iPS technology and Transgenic Non-Human Primates」、医科研幹細胞治療研究センターステムセルバンク 大津真准教授による「Advances in hematopoietic regenerative stem cell therapy」、理化学研究所多細胞システム形成研究センター 高橋政代網膜再生医療研究開発プロジェクトリーダーによる「Application of iPS cells to retinal diseases」、東京女子医科大学先端生命医科学研究所 岡野光夫特任教授による「Cell Sheet Engineering for Clinical Applications」の各講演は英語で行われました。
聴講者は一般の方を含め多数の参加があり、活発な質疑応答が行われるなど、本シンポジウムへの関心の高さがうかがわれ、盛況のうちに終了することができました。

また、本シンポジウムに先立ち、前日6月1日(月)から2号館において本研究所所属若手研究者による「研究成果ポスター発表会」と研究成果報告「フラッシュトーク」が行われ、最終日となる2日には教員による投票が行われ、ベストポスター賞が選出されました。


2015年度双青戦開会式・本学漕艇部の試合が行われました

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 2015年6月27日(土)11時より、京都大学時計台記念ホールにて、本年度双青戦開会式が執り行われました。
 双青戦とは、東京大学と京都大学の総合対校戦のことを指します。本対校戦は、1924年より東京大学と京都大学の各運動部の間で行われてきた交流戦を、2009年度に総合化したものです。

 開会式には、京都大学から、山極壽一総長、小田滋晃体育会会長が出席されました。また本学からは、南風原朝和理事・副学長、長谷川壽一(一財)東京大学運動会理事長が出席しました。
 式中には、優勝杯返還、今年度主幹校である京都大学の学生による選手宣誓、両大学応援部による演舞が行われ、今年度も、熱戦を通して両校の交流が深まることを期待する雰囲気に包まれました。また開会式後にはレセプションが開かれ、開会式参加者が互いの交流を深めました。

 翌6月28日(日)には、本学漕艇部と京都大学ボート部との試合が、埼玉県戸田市戸田公園内の、戸田オリンピックボートコースにて行われました。
 試合当日は、前日の開会式の熱気そのままに、手に汗握る熱戦が繰り広げられました。注目の集まった男子対校エイトレースにおいて、本学漕艇部が見事勝利を果たしました。本学漕艇部は、これで2013年度から3連覇を達成しました。

 本学は昨年度、僅差で京都大学を振り切り、総合優勝を果たすことができました。今年は大差での優勝を果たし、来年度に本学で開催される、七大学総合体育大会への足がかりにしたいと意気込んでいます。皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。

第6回東京大学文学部公開講座を開催

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大学院人文社会系研究科・文学部では、6月27日(土)14時から本郷キャンパス法文2号館において第6回東京大学文学部公開講座を開催しました。今回のテーマは「古代ギリシア教に改宗することはできるか?」、講師は本研究科欧米系文化研究専攻の葛西康徳教授(西洋古典学)が務めました。

本公開講座は、平成12年から考古学実習施設のある北海道北見市常呂町で開催している「東京大学文学部常呂公開講座」を、より多くの方に発信し、社会連携を一層深めることを目的として、本郷キャンパスにおいても開講しているものです。

白波瀬佐和子副研究科長による司会のもと、冒頭に熊野純彦人文社会系研究科長・文学部長から開会の挨拶があり、本講座への期待が語られました。
葛西教授による講義は、古代ギリシア教とはどのような宗教であったのか、犠牲儀礼などを例に、資料を用いながら一般の参加者にもわかりやすい話し方により進められました。

宗教や神話に関心のある多くの方々に来場いただき、200名を超える参加者をお迎えしました。また、6割の方からアンケートにご回答いただき、次回以降の本講座への期待の声が数多く寄せられ、また実に多様なテーマへの関心を窺うことができました。中には、「なかなか聴くことの出来ないテーマについて聴けて興味深かった。」という声や、「学生の時、先生の講義を受講できたらきっと今日のように楽しく勉強できたのではと思います。」という声もありました。

次回の第7回公開講座及び北見市での公開講座の開催については、決まり次第HPにてお知らせします。

 

外国人留学生・外国人研究員等との懇談会を開催

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6月25日(木)18時から、生協第二食堂において、恒例となっている大学院人文社会系研究科・文学部主催の外国人留学生・研究員および外国人スタッフとの懇談会が開催されました。
懇談会には、人文社会系研究科および文学部に在籍する14の国・地域の外国人留学生・研究員・スタッフ、チューターをしている大学院生、留学生博士論文作成支援ボランティア・ネットワークである「三金会」の先生および教職員計110名が参加しました。

初めに熊野純彦人文社会系研究科長・文学部長から挨拶があり、今後の活動を終了することになった「三金会」代表の久野猛氏に記念品の贈呈を行いました。また、久野氏からも活動状況等を交えた心温まるご挨拶をいただきました。
続いて、大宮勘一郎文学部国際交流委員会委員長の発声で乾杯した後、懇談が始まりました。
また、恒例となっている留学生のパフォーマンスタイムでは、外国人研究生のモロウ、エイヴリ ハッチさんが高野山でメロディがあることを知ったという「いろは歌」を、独唱で披露し、参加者から感嘆の声があがりました。
続けて、日本語教室の留学生による歌「世界に一つだけの花」が、熱唱されました。この曲は指揮やギターによる伴奏も留学生により行われ、途中みんなで手を振るパフォーマンスを交えるなど、留学生が協力しあって披露した合唱に、大きな拍手が沸き起こりました。(指揮:外国人研究生 セレブリアコヴァ、ポリーナさん ギター伴奏:特別聴講学生 エリオット、ダニエル ジョージさん)

懇談会は終始和やかな雰囲気につつまれて進み、最後に留学生を代表して、修士課程に在籍しているキン、エンゲンさんから大変流暢な日本語で自身の研究活動や屈原の楚辞・離騒を交えた挨拶があり、20時頃盛況のうちに散会しました。

普段は研究活動に忙しい学生や研究員、先生方も、この日ばかりは外国語と日本語を混ぜながら語り合う楽しいひと時となりました。

 

建築博物教室第7回「幾何学のアーキテクチャ ――イワン・レオニドフによる新たな建築形態の探求」の開催(総合研究博物館小石川分館)

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 「アーキテクチャ」をテーマにさまざまな分野の研究者が講演を行い、関連した標本を「アーキテクトニカ・コレクション」として展示するシリーズイベント「建築博物教室」の第7回が、7月4日(土)に総合研究博物館小石川分館で開催されました。ロシア建築史が専門の本田晃子氏(早稲田大学高等研究所助教)をお招きし、「幾何学のアーキテクチャ ――イワン・レオニドフによる新たな建築形態の探求」と題して講演が行われました。本田氏は第3回東京大学南原繁記念出版賞および第36回サントリー学芸賞を受賞した気鋭の研究者で、著作『天体建築論 ――レオニドフとソ連邦の紙上建築時代』(東京大学出版会)で展開された考察にも関わる講演内容となりました。一般来場者および教職員計67名が参加しました。
 ロシア構成主義を代表する建築家の一人であるイワン・レオニドフ(1902-1959)は、実作をほとんど残さなかった「紙上建築家」です。なかば夢想家として扱われてきたレオニドフの建築思想を、本田氏は「幾何学的形態」という着眼から読み解いていきます。十月革命を経て新しい社会の建設に直面したレオニドフは、世界を「新しく見ることが、新しく建築することにつながる」と考えていました。航空機やカメラの機械の眼といった新しいテクノロジーを介して、生身の眼では捕捉できないマクロな幾何学的パターンを発見し、これを建築や都市のデザインに適用しようと考えます。しかし1930年代のスターリン体制下になると、このような建築思想は「機械の建築」として攻撃の対象となりました。レオニドフはその批判をかわすために「建築の有機化」という課題に取り組みます。そのときに彼が参照したのが「自然」の形態でした。生物学者エルンスト・ヘッケルの放散虫の研究から導きだされた有機体の「根本形態」を人工物に適用することによって「建築の有機化」をはかろうとします。レオニドフのマクロな視点とヘッケルのミクロな視点が、人工物と自然物を結びつける幾何学的形態の可能性を浮かび上がらせます。
 このような横断的なアプローチは、多分野の学術研究から幅広い「アーキテクチャ」の探求を試行する小石川分館のイベント「建築博物教室」や常設展示「建築博物誌/アーキテクトニカ」の企図とも重なるものです。講演会場には、レオニドフのプロジェクト「太陽の都」の模型(建築学科3年の楊光耀氏が制作)が展示されました。なお、次回の建築博物教室は、本年11月21日(土)に高山浩司氏(植物系統進化学)による「植物のアーキテクチャ ――いのちを繋ぐ種子のかたち」を予定しています。

五神総長が柏キャンパスを視察

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 五神総長が、6月29日(月)午後2時から、柏の葉キャンパス駅前サテライト、柏IIキャンパス及び柏メインキャンパスを視察しました。
 視察には、大和理事・副学長、ノレーン総長室顧問、武田副学長(柏地区整備担当)、柏地区整備推進担当の鈴木総長補佐(工)、西村総長補佐(農)、有馬総長補佐(創成)、山梨総長補佐(医科)、白鬚総長補佐(分生)等が同行しました。
 視察は、武田副学長から説明を受けながら、柏の葉キャンパス駅前サテライトでは、フューチャーセンター推進機構及び柏の葉インターナショナルビレッジ、柏IIキャンパスは、新領域創成科学研究科附属生涯スポーツ健康科学研究センター及びインターナショナル・ロッジ柏ロッジ、柏メインキャンパスにおいては、新領域創成科学研究科基盤棟最上階から北側III期用地の工事の進捗状況等を視察しました。
 視察後は、武田副学長が進行役となり、味埜柏キャンパス共同学術経営委員会委員長(新領域創成科学研究科長)、梶田宇宙線研究所長、瀧川物性研究所長、津田大気海洋研究所長、村山カブリ数物連携宇宙研究機構長の柏各部局長、雨宮柏図書館長及び保坂フューチャーセンター推進機構長等との間において、今後の柏キャンパス整備等について活発な意見交換が行われました。

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