我が国における最先端の研究・人材育成を担う研究大学は、世界の先頭を競っている強い分野を持続的に発展させるとともに、学際的研究や融合領域などにおいて、新しい学術を生み出し育て、学術の多様性創出においても、より一層の貢献を求められています。しかし、国立大学では十年以上も続いている運営費交付金の削減、私立大学では私学助成の伸び悩みの中、教育・研究環境の劣化が急速に進んでいる状態です。
これらの状況を打開し、「質の高い多様な学術研究をコアにした社会的な価値創出のための知的循環」を共有すべき理念として、その実現を図るために、RU11 (北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の11大学で構成)は、11大学総長等による記者会見を設け、提言いたしました。
<提言>
I 研究大学を支える財務基盤の強化
・自律的改革を促すための、資金の安定化と効率化を高める方策の実施
・基盤的研究からその成果の社会実装への切れ目のない研究資金の改革・拡充
II 研究人材を取り巻く環境の整備
・人事制度の抜本的改革
・若手研究人材育成のための雇用増員計画実施と卓越した大学院形成に向けた改革
詳細は、RU11(学術研究懇談会)に掲載しています。
各大学の総長等から、若手研究者の雇用環境の悪化、構造的な研究基盤の弱体化などによる資源のない我が国が拠って立つ研究力の低下への強い憂慮が示され、報道関係者からは若手研究者の人材制度、大学院定員、研究環境の悪化と基盤的経費の削減などに関する活発な質問がありました。
これらの状況を打開し、「質の高い多様な学術研究をコアにした社会的な価値創出のための知的循環」を共有すべき理念として、その実現を図るために、RU11 (北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学の11大学で構成)は、11大学総長等による記者会見を設け、提言いたしました。
<提言>
I 研究大学を支える財務基盤の強化
・自律的改革を促すための、資金の安定化と効率化を高める方策の実施
・基盤的研究からその成果の社会実装への切れ目のない研究資金の改革・拡充
II 研究人材を取り巻く環境の整備
・人事制度の抜本的改革
・若手研究人材育成のための雇用増員計画実施と卓越した大学院形成に向けた改革
詳細は、RU11(学術研究懇談会)に掲載しています。
各大学の総長等から、若手研究者の雇用環境の悪化、構造的な研究基盤の弱体化などによる資源のない我が国が拠って立つ研究力の低下への強い憂慮が示され、報道関係者からは若手研究者の人材制度、大学院定員、研究環境の悪化と基盤的経費の削減などに関する活発な質問がありました。