Go Global 東大留学フェア2014開催

5月29日（木）、30日（金）と二日間に渡り「Go Global 東大留学フェア2014」が駒場キャンパスで開催されました。本フェアは主に学部初期段階の学生を中心に、留学や国際体験の意義や重要性を伝え、留学等に対する早期の動機づけを行うことを目的としています。今年で4回目の実施となり、学生の留学等に対する関心が高まるにつれ、参加者も毎年徐々に増加しています。

5月29日の全体説明会では、900番教室で約560名の参加者を集めて行われました。江川理事の開会の挨拶に始まり、今年は実社会でご活躍されるお二人のゲストスピーカー（本学卒業生）をお迎えして、「留学とキャリア」、「グローバル人材」等をキーワードに学生が留学やキャリア形成を考えるに当たって参考になるお話をご披露いただきました。お一人目は、山田善久様（楽天株式会社代表取締役副社長）により「これからのグローバル人材に求められること」と題して、お二人目は、石井てる美様（株式会社ワタナベエンターテイメント所属お笑い芸人）により「未知なる世界への挑戦」と題して、それぞれご自身のご経験に基づく興味深いご講演となりました。続いて、エリス国際センター副センター長の司会のもと、留学など様々な形態で海外を体験した現役学生5名によるトークセッションが行われました。個人留学、交換留学、短期留学（サマープログラム）、海外ボランティア、海外インターンシップを経験した学生が海外を目指したきっかけ・動機、実際に行ってみての自身の変化や苦労など率直に語っていただき、聴講している学生の大きな刺激となりました。最後は、制度や情報の整理を兼ねて、本部国際交流課から大学の留学等制度説明が、教養学部グローバリゼーションオフィスから同オフィスの活動紹介が行われました。

二日目の5月30日は、コミュニケーション・プラザ南館（生協食堂）2Fで個別相談会が行われました。各国大使館、留学・ボランティア・インターンシップなど関係団体の担当者が、各ブースで学生のニーズに沿った丁寧な説明を行いました。また、今年は、本学の関係部署・学部・研究科からも数多くの出展があり、外部団体と合わせてブース数は昨年より10多い33ブースとなりました。学生は思い思いのブースで積極的に担当者の話に耳を傾け、情報収集を行っていました。終了時間の午後8時を過ぎてもブースに残る学生もおり、盛況のうちに終了しました。なお、二日目の来場者は約320名、延べ人数約1000人となりました。