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千葉実験所公開が開催されました

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2012年11月9日(金)に生産技術研究所の附属施設であり、生研発祥の地でもある千葉実験所(所長:須田義大教授)において、毎年恒例の公開行事が開催されました。千葉実験所では、耐震実験設備や水槽施設を用いた大型実験研究や屋外観測、交通工学、車両工学、構造工学などの広い敷地を必要とする研究、バイオ工学、加工成形等の実用化試験などが実施されています。今年の千葉実験所公開は、穏やかな晴天のもと、千葉実験所の特徴である大規模実験施設を中心とした25研究室・研究センターによる研究テーマの一般公開とデモンストレーション、および特別企画が行われました。

今年の特別企画は、特別講演会として、木下健教授(機械・生体系部門)による「海洋エネルギー研究の最前線-台風対応、漁業との共生、ニューコンセプト-」と巻俊宏准教授(海中工学国際センター)による「AUV Tri-TON(トライトン)-海底熱水地帯の画像化に向けて-」が1階会議室にて行われた他、R-One ロボットの除幕式、海洋工学水槽およびAUV Tri-TONのデモンストレーションが行われました。

また、今年も近隣の弥生小学校、轟町小学校の児童のみなさん、県立柏高校、県立千葉東高校の生徒のみなさんをお迎えし、所内の見学とデモンストレーションの体験をしていただきました。巻研究室他の海洋工学水槽を使った水中ロボットのデモや、須田研究室のエコライド体験、川口研究室のテンセグリティ構造のデモ、岸研究室のコンクリート作り体験など、盛り沢山の楽しい見学で大いに賑わいました。

今年の千葉実験所公開は天候にも恵まれ、所内外から合計860名あまりの来場者をお迎えすることができました。また本公開に合わせて生研同窓会パーティも開催され、公開終了後には来賓を招いての懇談会も開催されました。各研究室の展示内容をコンパクトにまとめたポスターは、昨年と同様、冊子として取りまとめ、来場者に配布いたしました。これらは本所ウェブページからもご覧いただけます。


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