第15回「外国人留学生スキー講習会・小谷（おたり）中学校との交流会」開催される

2月8日（土）から2月10日（月）の3日間、本学では通算で15回目となる「外国人留学生スキー講習会・長野県北安曇郡小谷村立小谷中学校との交流会」が開催されました。

2月8日（土）の早朝、雪が降り積もる中、29名の留学生は本郷キャンパスを後にし、バスで白嶺荘（長野県北安曇野郡小谷村にある本学運動会スキー部合宿施設）に向かいました。当日は関東地方で20年に一度と報道されるほどの大雪となったため、約13時間をかけてようやく白嶺荘へ到着しました。初日にはスキー講習を行うことができませんでしたが、翌日は天候にも恵まれ、栂池高原スキー場で講習が開始されました。参加者の大半が初心者であったため、講習は歩き方・転び方の練習から始まりましたが、コーチ陣の懇切丁寧な指導により、短時間で全員が緩斜面のコースを滑り降りることができるようになりました。また、夕方からの白嶺荘は、和やかな懇談が進められる国際交流の場となりました。

最終日の2月10日（月）には現地の小谷中学校を訪問し、生徒との交流会が行われました。交流会ではシンガポール、インド、リトアニア及びコロンビア出身の留学生から母国紹介が行われ、続く一年生とのグループ交流では、紙飛行機コンテスト、ペットボトルボウリング等が行われ、およそ2時間30分の交流会はあっという間に過ぎ、生徒に見送られて中学校を後にし、バスで東京に向かいました。

この行事が、無事に楽しく実施することができたのは、本学スキー部関係者、小谷中学校関係者、生徒さんの御協力の賜物であり、ここに心から御礼申し上げる次第です。
なお、本事業は東京大学外国人留学生支援基金により支援されています。