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「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」合同シンポジウムを開催

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3月10日(月)、弥生講堂一条ホールにて、「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備」スキル標準の作成/研修・教育プログラムの作成合同シンポジウムを早稲田大学と本学の主催で開催しました。

このシンポジウムは、文部科学省によるリサーチ・アドミニストレーター(URA)の育成・定着に向けたシステム整備の一環として本学および早稲田大学が受託した事業(「スキル標準の作成」:URAに求められる人材像を明確にし、その業務に必要な能力を標準化し、スキル標準として作成すること(本学受託事業)、「研修・教育プログラムの作成」:URAの業務遂行能力向上に資する研修・教育プログラムを作成するとともに実施すること(早稲田大学受託事業)、受託機関は平成23年度~25年度の3年間)が、今年度で終了するにあたり、その成果報告と今後の展開を議論するために企画されました。

松本洋一郎理事・副学長の開会挨拶の後、まず始めに、文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課大学技術移転推進室の横井理夫室長が事業説明を行いました。引き続き、本学の渡部俊也教授からURAスキル標準、早稲田大学の中島一郎教授からURA研修・教育プログラムの作成の事業報告を行いました。

休憩後の後半は、URAシステム整備とスキル標準/研修・教育プログラムの活用をテーマにパネルディスカッションが行われました。本学の横野泰之特任教授をコーディネーターに、伊藤伸東京農工大学教授、菱田公一慶應義塾大学教授、松永康早稲田大学教授、山下秀本学特任教授、および横井室長の5名がパネリストとして登壇しました。今後日本にURA制度が定着していくための課題やあるべき方向性について白熱した議論が交わされ、フロアからも多くの質問や意見をいただきました。

最後に、橋本周司早稲田大学副総長の閉会の挨拶をもって、シンポジウムは盛況のうちに終了しました。当日は、全国各地から約200名の参加があり、その後開催した懇親会への参加者も多く、URA制度に対する関心の高さがうかがわれました。

今後も本学は、URA制度の検討および確立を通じて、研究環境の向上と研究活動の質的強化を図ります。

※当日使用した資料は、以下のサイトからダウンロードできます。
http://www.waseda.jp/rps/ura/event/20140310_2.html


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